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岐阜-岩村 明智大正村-

ゴールデンウィークには滅多に外に出ない私ですが、今回、混むのを承知で日帰り旅行をしてみました。
それは7年に1度だけご開帳される、黄金に輝く1千体の阿弥陀仏の写真を、地方新聞の片隅に見つけたからです。
それは今から400年程前、岩村城主が領地と住民の安泰繁栄を祈願して、仏典「浄土三部経」一千部を地中に埋め、その上に石室を設け、金箔で施された1千体の仏像を安置した。
そして、ご開帳は5月6日までとありました。
とても感動し、これは是が非でも見たい。いや、お参りしたいと思い、行動に出ました。
なぜか車ではなく、鉄道を使って行こうと決めました。
JR東海道線で名古屋まで、そこから中央線で恵那まで、明智鉄道に乗換えて岩村駅まで行きます。
ついでで悪いけど、目的を終えたら明智まで足を運び、まだ行ったことのない大正村に行くことにしました。

■中央線恵那から出ている明智鉄道のワンマンカー大正号です。
ディーゼルで、重い車体で一生懸命です。

 

 

 

■岩村駅に着きました。実に渋い駅です。

 

 

 

 

■旧中仙道で栄えた古い町並みが残っています。

 

 

 

 

■駅から歩いて10分。やっと目的のお寺の参道に着きました。細くてきつい坂を登ります。

 

 

 

 

 

 

 

■やっと目的の寺が見えてきました・・・?寺というか、何か小さなお堂みたい。

 

 

 

■小さなお堂は、お線香の煙でよく中が見えません。

 

 

 

 

■やっと奥に辿り着くと、石棺があり、一部開いています。

 

 

 

 

■そこにしゃがみ込んで見上げると、この光景が眼前に拡がります。
つまり、平伏して見上げ、拝む姿勢にして初めて、黄金に輝く千体仏にご対面できるのですね。
この姿勢は洋の東西を問わず、信仰の原点なんですね。

 

■願望のお参りを終えて、例のディーゼル機関車で明智駅に着きました。

 

 

 

■大正村のスタートです。細い路地には倉や古い建物が迫っています。

 

 

 

 

■これが大正期の役場です。きれいに残っています。

 

 

 

 

■どんどん坂を登って行くと、正面に元小学校の校舎。今の小学校の校舎がかわいそう。

 

 

 

■元小学校から登ってきた道を見返す。右に役場、今来た路地が見えます。

 

 

 

■これ、大正の郵便局。今は隣に立派なやつが建ってます。

 

 

 

 

■これが大正資料館です。入場料がいるので入るのやめました。

 

 

 

 

■すぐそばに、すごいお倉が建っていました。

 

 

 

 

■倉の側面から見ると、手前に変なお店があって、とても大好きな写真になりました。

 

 

 

■また上に登ると代官所、陣屋跡の鳥居が見えます。

 

 

 

 

■代官屋敷の一部らしいが、現在も使っているようです。なんか、すごく格好いいですね。

 

 

 

■また上にあがると、茅葺屋根の家が見えてきます。

 

 

 

 

■これ、元庄屋さんのお家らしいです。

 

 

 

 

■室内から玄関を見ると、なぜか写真がかっこいい。

 

 

 

■どっちでも良いが、茅葺屋根もいいが軒天もいい・・・。
これは専門家の性でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

■これは大正ロマン館という新しい人寄せ建物です。なんの興味もなく去る。

 

 

 

ついでに足を延ばした大正村でしたが、春らんまんで楽しかったです。
帰りの明知鉄道の時間調整に寄った駅の近く。おばちゃん1人でやってるおでん屋さんに寄って酒を飲んでたら、地元で針灸をやってるおじさんと意気投合して、お酒をご馳走になってしまいました。駅まで見送って戴いてありがとうございました。

-最後に-
今回の目的である阿弥陀仏1千体のお参りは、実は私1人ではなく、一緒に行ってほしい人がいました。
それは今から30年前、初めて私に家の設計を依頼してくれたSさんが悪い病気になり、何とか回復してほしい一心で、神にもすがる気持ちでお参りしたかったからです。
残念なことに、お参りできる体力がないとのことで断念して、私1人でお参りすることになりました。