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各務原-瞑想の森-

各務原市の西、つまり岐阜市との境の小高い山すそにこの建物は建っています。
昔からの古い墓地と火葬場があった場所です。
現在隣接して新しい工業団地が造成され、工場建設のイメージの悪い墓地を、何とか明るく美しい環境に変えたいという思いで、各務原市は石川幹子氏にランドスケープの依頼をし、
墓地を整理して山すそを整え、メインの斎場を墓地より離し、工業団地の中間に配置し、美しい斎場を配置しようとしたように思えます。
そして石川幹子氏はそれにはメインの斎場と周辺の設計は伊東豊雄氏が適任と考えられたのでしょう。
伊東さんの柔らかい建築は、人間の心を和ませる力を持っています。
これが安藤忠雄さんだったらどうでしょう。少し力強すぎるかもしれません。
もしこれが槇文彦さんだったらどうでしょう。ちょっと繊細すぎるかも。
このランドスケープにぴったりなのが伊東豊雄氏の設計による斎場です。

■工業団地を左に、めい想の森斎場にアプローチします。

 

 

 

 

■瞑想の森のサインです。

 

 

 

 

 

■山のすそ野にキレイに整備された墓地が見えます。

 

 

 

 

■斎場の脇に大きな池が配置され、水面に反転して斎場が写ります。

 

 

 

■屋根を支える柱は、足元が細く上に上がるほど太くなり、上部で大きく開きます。
まるで蓮華の華のようです。

 

 

 

■仏教でいう蓮華は、下界と浄土を結ぶ大切な架橋のようです。
脇にある大きな池も蓮華池にする予定でしょうね

 

 

■エントランス廻りもさすが、伊東豊雄さんらしく綺麗なデザインですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ホールからも蓮華と墓地のランドスケープされたデザインが見渡せます。

 

 

 

■待合ホールからは蓮池と対面します。
伊東豊雄さんは、ひょっとして仏教、浄土信仰に造詣が深い方かもしれませんね。